『~春野菜とともに~海藻』
2017年3月
朝晩の寒さはまだ続くものの、時には春めいた日が見られるようになってきました。さて、今回は春をいち早く感じていただきたく旬を迎える海藻をご紹介しましょう。【ひじき】ひじきの旬は2月から5月です。生ひじきは、黒みが強く、つやがあり、ふっくらしたものを選ぶのがオススメです。枝先だけの芽ひじきが一般的に流通しています。名産地としまして、千葉県や三重県があります。
【わかめ】通常、塩蔵わかめか乾燥わかめが流通していますが、旬である春には若い生のわかめが出回ります。 生わかめは色が鮮やかで、柔らかく風味も豊かです。当市場には三陸より入荷があります。わかめの名産地は、三陸産・鳴門産があります。三陸産の方が葉が厚めでシャキシャキとした歯ごたえがあり刺身や酢の物などにオススメです。春のお楽しみ、筍と合わせた若竹煮が絶品です。
【のり】海苔の主な産地は、佐賀・福岡・熊本などの九州と瀬戸内海や東京湾沿岸などです。海苔は11月頃から摘み取りが始まり、4月中旬まで続きます。生の海苔を天ぷらやキャベツと和えたり、生のりの佃煮などが絶品です。ぜひご賞味ください。