『新春の縁起物~寒ブリ~』
2013年1月
新年あけましておめでとうございます。本年も皆様の食卓へ、新鮮でおいしい魚を提供できるよう日々精進いたしますので、ご愛顧の程宜しくお願いいたします。
さて、新春を飾るにふさわしい旬の肴といえば、出世魚のブリ。特にこの時期は寒ブリと呼ばれて縁起物とされています。イナダ→ワラサ(関西ではハマチ)→成魚の4年物でブリと成長を遂げます。今年は。天然のブリ/ワラサが例年に比べ水揚げが多く、特に青森県から宮城県にかけて水揚げされた物は丸々として上質な脂がのり、天然物の最高級品と言われる「氷見のブリ」に引けをとらない品質です。漁場の環境(水温・餌)が良いという事もあり、当市場にも安定して入荷しております。
また、当社こだわりの養殖物のブリも、この時期に最も脂がんもり、食べごたえ十分です。近年の養殖技術の向上もあり、天然に近い環境(生簀)と安全な人工餌料で、天然に近い良質な身質になっています。また、生簀から取り上げ後すぐに活締め(血抜き)処理されたものを産地と当市場を最短でつないだ入荷経路で搬入されるため、高鮮度の状態で店頭に並べられています。
当市場としては、この旬の寒ブリを安定して供給できるよう、天然物から養殖物まで幅広く取り扱っております。
分厚く切った大根と旬の寒ブリをじっくり煮込んだトロトロのブリ大根を食べて、縁起の良い新年のスタートをきってみてはいかがでしょうか。