『秋の主役~秋刀魚(サンマ)~』
2012年8月
お盆休みを故郷で迎えるのが待ち遠しい季節となりました。私達の郡山の町も朝夕の風に少しづつ秋を感じるようになってきました。さて、今回は秋をいち早く感じていただきたく旬を迎えるサンマをご紹介しましょう。当社もすでに7月初旬より北海道(釧路港)からサンマが毎日入荷しています。なかでも当社が扱う「青鱗(せいりん)サンマ」と呼ばれるものは、船上で箱詰めする事により、人の手に触れる機会を減らす事と捕獲後即座に氷で覆う事により、活き締めの高鮮度の状態が保たれ、手で持つとピンと立つサンマです。
秋のサンマは脂肪分が多く、刺身で食せば上品な旨味が味わえ、塩焼で食せば程よい脂とふっくらとした身が口中を駆け巡ることでしょう。また塩焼にカボスやすだち、レモン、ライムをひと絞りすればこれまた美味!!今晩の食卓へぜひ並べてみてはいかがでしょうか?
☆サンマをキレイに食べるコツ☆
1.魚の頭を持って縦にしてお腹の部分に箸を入れるところから始めます。2.頭の後ろのエラの辺りから尻尾の方まで、真ん中を割っていきます。
(魚の干物のような開いた状態にします。)
3.頭を持って背骨を身から外します。
(特にサンマは身離れが良いのでやりやすいです。背骨が身に残る場合もありますが、そのまま食べても平気です。どうしても気になる方は箸でなでるようにすると腹骨が浮くので取り除きましょう。)