『母川回帰!!~秋鮭~』
2011年9月
日に日に、朝晩が涼しく感じられる季節となってきました。今回は、北海道からの秋味、鮭をご紹介しましょう。鮭は秋刀魚と同じくらい、秋を代表する魚であり朝食のおかずの定番ではないでしょうか。 鮭は、川で産まれ海で育ち3~4年の歳月をかけて、また産まれた川へ産卵のため戻ってくる回帰性の魚です。その習性を利用した鮭の漁は、川に戻ってくる鮭を河口付近に仕掛けた定置網で漁獲する方法です。
近年、人工孵化の技術により資源が保たれ、水揚げも順調ではありますが、震災などの影響もあり徐々に南下していく三陸~福島までの水揚げが従来通りとは言いきれない為、店頭に並ぶ生の秋鮭は、貴重な秋の味覚であり、大切に食していただきたい一品です。
当市場としましては、この貴重な秋の味覚を皆様の元へ安定して供給できるよう各産地より毎日集荷していきます。生鮭ならではの食感をぜひご賞味ください。
☆いろいろな鮭の選び方☆
みなさんがよく目にする切身の色で見分けてみましょう。白鮭の身は白っぽいピンク色、銀鮭の身は薄い紅色、紅鮭の身は濃い紅色、キングサーモンは紅色よりも薄い紅色が良いでしょう。※切身を選ぶ場合は、肉が締まって弾力があり、皮と身が離れていないものを選びましょう!!