『市場食堂-郡山市総合地方卸売市場・管理棟2階』
2010年2月
新年を迎えて早一ヵ月が過ぎました。厳しい寒さが続く中、皆様いかがお過ごしでしょうか。さて今回は、当市場の市場食堂料理長を務める、関口久次さんに旬の魚を聞いてみました。市場食堂では、鮮度の良い食材はもちろん、地産地消に心がけており2月には、いわき市の魚でもある「メヒカリ」が旬を迎えオススメとのことです。メヒカリ(正式名称:アオメエソ)は深海魚の一種で、目が光の反射で青緑色に光るため、メヒカリと呼ばれています。水深100~300mに生息するメヒカリは、昔は雑魚とされていましたが、近年は大衆魚として各地で人気の魚となっています。
生や干物で流通されているメヒカリは、天ぷらやから揚げ、塩焼きが一般的です。骨も小さく、頭から食せるのでお子様にも好かれること間違いありません。まだまだ寒い日が続きますが、ぜひメヒカリの天ぷらや唐揚げでご賞味ください。サクッフワッの食感が近づく春を感じさせてくれるでしょう。
これから、年末やお正月にかけて家族や親戚で集まることが多くなる季節です。ぜひ、出世魚といわれる縁起物のブリをご家庭の一品とし、より良い新年をお迎えください。
~市場食堂 料理長 関口久次さん~
昭和27年に東京のフランス料理店にて修行をしてから現在に至るまで、料理一筋で頑張っています。 これからも市場に入荷する新鮮な食材を使って、皆様へ美味しい料理を提供できるよう心がけます。皆様のご来店を心よりお待ちしています。市場食堂の詳細はこちら