~やっと良い真サバが見えました~
2016年12月5日
冬となり魚全体が、脂を蓄え美味しくなってきました。本来、通年ですとサバは秋頃から旬を迎えるのですが、今年は異常気象で秋にはさっぱり水揚げがありませんでした。やっと郡山市場にも大型の真サバが各地から姿を見せ始め入荷するようになりました。この入荷され始まった大型サバは何と言っても、まずは締めサバが最高です。専門店で締めサバの完成品や生食加工をすることをお勧めします。 挑戦される方に家庭でも調理のやり方をお教えしましょう。市場に仕入れに訪れる魚屋さん数人に聞いたやり方です。
鮮度の良い(魚屋さんに締めサバになりますか?と尋ねることをお勧めします。)サバを三枚に卸し、腹骨・中骨を除去し大量の塩で両面を覆い冷蔵庫で3時間漬けます。それを冷蔵庫から取り出し、水道水で表面に付いた塩を洗い流し、ペーパータオルなどで水気を拭き取ります。酢をたっぷりと容器に注ぎ、サバを漬け込みます。冷蔵庫に2時間ほど入れ、酢の浸透を待ちます。 時間が経ったらそれを取り出し、酢を拭き取ります。これで酢締めの完成です。酢を拭き取った後、クッキングペーパーに巻きそれをラップでさらに巻き、冷蔵庫に保管し翌日食べると酢がなじみマイルドになります。 食べる時、薄皮を頭のほうから手で引っ張ると剥けるので、それを薄くスライスすると完成です。是非、家庭の味に挑戦してはいかがでしょうか?