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~うまいもの情報【ナメタガレイ】~

2016年11月18日

ナメタガレイ  朝5時45分の市場の様子です。気温0℃の今季一番に冷え込んだ朝です。売り場には、インドネシアをはじめとする様々な国から生鮮まぐろが入荷し、また、全国各地から集められたいろいろな生鮮魚が所狭しと並び、朝6時から行われる競売を、まだかまだかと待っています。 市場人だからこそお得情報を知っているのかもしれません。

 年末年始になると年越し魚の代表格となるのがナメタガレイ。12月に入ると子持ナメタやオスナメタの入荷量は増えるのですが、価格的にも段々とは釣り上がっていきます。 そこで、価格の釣り上がらない比較的リーズナブルな11月のうちに、食べておこうと言う事です。身質も食しましたが、道東の物は三陸物と比べ身圧で卵も成熟し、とても美味しく頂きました。まさに、身質も良く価格も安価であったためお得でした。ぜひ、お近くの魚屋さんやスーパーマーケットで買い求めを!

 調理の裏ワザを紹介しましょう。買ってきたナメタカレイの切り身を水道水で洗い、血やぬめりを取り、沸騰したお湯に入れ加熱します。火が通ったら熱湯から取り出し、荒熱を取ります。そのお湯を捨て、新しい湯を沸かし大量の砂糖を加え切身を煮ます。しょうゆを加え味を調えます。 煮付けと言う位であるから10分ほどで火を止め、皿に盛ります。その切身の上に、はり生姜を乗せ、ナメタカレイの煮付けのできあがり。(臭み取りとして生姜を煮込む場合がありますが、生姜の苦味が出る可能性があるので、今回は後乗せにしてあります。)